隠蔽配管と共に配線されているケーブルを連絡線と言います。
この連絡線、電気工事でよく使われるVVF2mm3芯というケーブルを使用しております。
このケーブルは、適切に繋げれば、延長の出来るケーブルなのですが、何故か家電業界ではこのケーブルの延長はご法度となっております。
その理由を家電屋さんの担当者に聞くと、
1.説明書にそう書いているから
2.火事になった例があるから
との事。
ただ、どうしても納得出来ないのは先ほどお話しした、
VVFは適切に繋げれば延長の出来る点です。
以下に事故例の写真を載せますがこれは筆者は燃えて当然と思う施工です。
以下拡大写真。
この赤く囲った部分にあるものは、電気工事の室内配線でのみ良く使われる屋内配線用差込形電線コネクター略して『電コネ』と呼ばれる物です。
そうこれは屋内用です。
これを外部の雨水が掛かる場所で、エアコンの冷媒配管と一緒にぐるぐると巻いてあったのです。
配管と一緒にテープを巻くと一度入った水が出にくく内部で水溜りが出来、水は電気を通しますから、配線同士がショートを起こして燃えたのでしょう。
これは家電量販店の一部の人の施工であって、全員がこのやり方で繋ぐ訳ではありません。
ただ、一部の人のせいで、あくまで家電量販店の中だけですが、ケーブルの延長が禁止となったのです。
説明書にも接続禁止と書かれたのもこの事があったからです。
以前メーカーに確認したところ、
メーカー保証はケーブル延長をした際の火事や漏電は保証出来ないが、それ以外の故障に関しては保証期間内であれば保証出来るそうです。
ここからが本題ですが、当社では適切にケーブルを繋ぐ事で、隠蔽配管の連絡線であっても、延長する工事を承っております。
もしも、他社で『連絡線の延長が出来ないからエアコンの取付も出来ません』と言われた場合は是非当社にご連絡を下さい。
他の事例については新ブログもご覧ください。
業者にエアコン取付を断られた方
https://kobaden.biz/blog/air/171687
お客様の連絡線に合ったプランをご提案させていただきます。
夏場のエアコン故障は熱中症等、命に関わる事態です。
是非夏前までに直しましょう。
勿論夏に壊れてしまった場合でもご相談下さいね。
ここまでこのブログをみて頂きありがとう御座います。
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