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2025.05.10
電気自動車を家で充電!電気代の目安と節約法を徹底解説
電気自動車を購入する際に気になるのが「充電にかかる電気代」ではないでしょうか。自分の家での充電できるのは電気自動車の大きなメリット。しかし、どれくらい電気代がかかるかわからないと不安になる方も多いでしょう。
弊社でも充電設備の設置を行っていますが、お客様から電気代の相談を受けることがあります。この記事では、家で電気自動車を充電する際の電気代の目安や節約方法について解説します。
電気自動車の充電にかかる電気代の概算
電気自動車は、テレビや冷蔵庫といった一般的な家電製品などに比べて、非常に大きな電力が必要です。しかし、自動車の燃料として考えるとガソリンよりも安価です。まずは一般的な電気代の概算を説明します。
家で充電する場合の電気代はどのくらい?
電気自動車を家で充電する場合の電気代は「電力量(kWh)×電気料金単価(円/kWh)」で計算できます。
例えば、バッテリー容量40kWhの電気自動車をフル充電する場合を計算してみると、1回あたり約1,400円必要です。
● 電気料金単価:31円/kWh
● 充電効率を考慮:約90%(10%は熱などで損失)
● 実際に必要な電力量:40kWh÷0.9=約44.4kWh
● 充電にかかる電気代:44.4kWh×31円/kWh=1376.4円
実際には、毎回フル充電するわけではなく、残量に応じた充電を行うため、1回あたりの充電コストはこれより低くなります。一般的な使用パターンでは、1日の走行距離は約30〜40kmでしょう。この場合の消費電力量は約5kWh程度で充電コストは約170円になります。
● 5kWh×31円/kWh÷0.9=約172.2円
このような使い方で毎日充電した場合、電気代は約6~7万円程度と考えられます。たまに遠出しても10万円を超えるユーザーは稀でしょう。
充電ステーション利用時の料金目安
外出先での充電ステーション利用時の料金は、サービス提供者や場所によって異なります。

充電ステーションには、施設の利用者向けに無料で提供されているものもあります。また、有料の充電ステーションでも、様々な料金体系があります。一般的に普通充電より急速充電の方が料金は高い傾向です。
また、会員となって月額を支払う代わりに1回あたりの使用料が無料又は安価になる充電ステーションもあります。
各種充電方法におけるコスト・メリット比較
電気自動車の充電には、家で充電する方法と外部の充電ステーションを利用する方法があります。
家充電と外部充電のコスト差
家で充電する場合と比較すると、充電ステーションでの充電は高い傾向があります。
一例として、バッテリー容量40kWhの電気自動車を急速充電で80%(32kWh)充電する場合を考えてみましょう。急速充電の料金が1分40円だとすると、1回の費用は1,600円です。
● 充電時間:約40分(50kW充電の場合)
● 料金:40円/分×40分=1,600円
同じ量を家で充電した場合の電気代は、約1,100円です。
● 32kWh×31円/kWh÷0.9=1102.2円
家で充電する場合と比較すると、充電ステーションでの充電は高い傾向があります。特に急速充電の場合は1.5倍以上になることも珍しくありません。ただし、無料充電ステーションを利用できれば、コストを抑えることも可能です。
充電スタイルによるメリット・デメリット
家での充電と充電ステーションの利用では、コスト以外にも様々なメリット・デメリットがあります。

普段の通勤や買い物などの日常利用では家で充電を基本とし、長距離ドライブなど遠出する場合に充電ステーションを利用するという組み合わせが、コスト面でも利便性でも優れていると言えるでしょう。
家でお得に電気自動車を充電するポイント

電気自動車を充電するコストは、様々な要因で変動します。特に電力会社との契約プランは影響が大きいため、電気自動車を充電する場合はしっかりと検討しましょう。
電力会社の契約プラン
電力自由化によって新電力と呼ばれる電力会社が登場し、様々な特徴を持ったプランを提供しています。電気自動車を所有する場合、電力契約プランの選択が電気代に大きく影響します。お得に充電するためにどのようなプランがあるかを紹介しますので参考にしてください。
従量電灯B・C(標準プラン)
従量電灯は一般的な家庭向けプランです。現在は電力自由化によって様々な契約プランが登場していますが、以前は他にプランがなかったため、昔からの契約を見直していない方は従量電灯で契約しているケースが多いでしょう。
従量電灯では使用量に応じて単価が変動する三段階料金制となっており、たくさん使うほど単価が高くなる仕組みです。電気自動車は使用電力が大きいため、高い第3段階料金になる可能性が高くなります。
従量電灯は一般的にもお得とはいいがたいため、他の契約プランへの切り替えをおすすめします。
時間帯別料金プラン
各電力会社では、夜間の電気代が大幅に割引される代わりに、日中の電気代が若干高くなるプランを設定しています。
電気自動車を家で充電する場合、使用しない夜間に充電する家庭が多いため、夜間の電気代が安いプランにすると電気代が安くなります。
電力使用量が多い場合にお得なプラン
昔からある標準プランでは、電気を使えば使うほど単価が高くなる仕組みです。一方で、電力自由化で登場した新プランには、電力使用量が多いほどお得なプランが多く存在しています。
電気自動車は大きな電力を必要とするため、電力使用量が多いほどお得なプランに変えるだけでも電気代が安くなる可能性が高いと言えます。
電気自動車向けプラン
最近では電気自動車の充電に特化したプランを提供している新電力もあります。
例えば、電気自動車の充電に使用する電力だけ単価が安いプランや、基本料金が高い代わりに充電し放題というプランもあります。このようなプランが契約できれば非常にお得です。
どのようなプランで契約ができるかは地域によって異なりますので、お住いのエリアで契約できるプランをチェックしてみてください。
充電ステーションをお得に使う方法
コスト面では不利な充電ステーションですが、外出先での充電しなければならない場合もあるでしょう。ここで、お得に充電ステーションを利用する方法を紹介します。
会員制サービスへの加入
月額制の会員制サービスに加入することで、充電コストを抑えられる場合があります。毎月固定の会員費がかかりますが、1回あたりの使用料は安くなるため、外出先で充電することが多い方におすすめです。
逆に外出先で充電する機会が少ない場合は、固定費が無駄になってしまうケースもあるため注意しましょう。
公共施設や商業施設の無料充電ステーションを利用
一部の商業施設や公共施設では、集客や環境貢献のために無料の充電ステーションを提供しています。お出かけ先に合わせてルート計画を立てることでコスト削減になります。
最近では、カーナビやスマートフォンアプリで料金や空き状況といった充電スポット情報をリアルタイムで確認できるサービスも充実しているため、効率的な充電計画を立てやすくなっています。
無料の充電ステーションに併せて計画を立てるのは多少めんどうですが、活用できれば最もお得な充電方法です。
充電設備設置時のコストと工事
お得に電気自動車を充電するには、充電設備を設置し家で充電する方法がおすすめです。しかし、充電設備の設置には費用がかかります。
家庭用充電器の種類と選び方

家庭で設置する充電設備は一般的に普通充電器になります。普通充電器にも様々な種類があり、主に以下の3種類に分類されます。

壁付けコンセント・充電器は、家の外壁面に設置するタイプの充電設備で、比較的簡単に設置することができます。電源も建物内の配線だけで済むため、安価に工事できる傾向があります。しかし、駐車場が壁から離れている場合には使用できません。
自立式のスタンドタイプは本体価格も工事費も高額になる傾向がありますが、駐車場が家から離れている場合も設置可能です。
設置工事の費用は、家の電気設備の状況や設置場所などによって大きく変わるため、実際にかかる費用を知りたい場合は専門業者に相談しましょう。
設置工事における注意点と流れ
充電設備の設置には、いくつか注意する点があります。以下の項目を事前に確認しておきましょう。
● 電気容量の確認:電気自動車充電用に余裕があるか
● 設置場所の環境:屋内・屋外、雨風の影響
● 駐車スペースと充電器間:ケーブルが届くか、ケーブルにつまずかないか
● 管理組合の許可:マンションの場合は必須
充電器の設置は電気工事を伴うため、必ず専門の電気工事業者に依頼しましょう。DIYでの設置は危険なだけでなく、法令違反となります。
設置工事の流れは概ね以下の通りです。
1. 専門業者による事前調査
2. 見積もり・工事内容の確認
3. 必要に応じ電気契約の見直し
4. 設置工事の実施(半日〜1日程度)
設置工事にはまず事前調査が必要です。電気容量が足りるか、分電盤の改修は必要ないか、電源の配線ルートはどうするかといった詳細な工事内容を確認します。
電気容量が足りない場合は、先に電気契約を見直し、必要な電気容量を確保します。場合によっては、電気容量を増やすために工事が必要な場合もあります。
実際の設置工事自体は概ね半日から1日で完了します。
まとめ
電気自動車を購入するのであれば、家で充電するための充電設備の設置がおすすめです。外部の充電ステーションで充電することも可能ですが、コスト・利便性を考えると家で充電する方法にメリットがあります。初期投資はかかりますが、長期的に見れば経済的なメリットを得られるでしょう。
充電設備の設置は電気工事を伴うため専門業者でなければできません。当社では地域に根差した田工事会社として、電気自動車充電設備の設置工事を行っています。設置を検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。
見積もり対応エリア
オフライン対応:守谷市、土浦市、龍ヶ崎市、牛久市、かすみがうら市、取手市
オンライン対応:筑西市
株式会社コバデン
•住所: 〒305-0005 茨城県つくば市学園の森1丁目9-9
•電話: 029-893-4795
•営業時間: 平日 9:00~18:00
ウェブサイト: https://kobaden.sakura.ne.jp/
エアコンのトラブルでお困りの際は、ぜひ株式会社コバデンにご連絡ください。迅速かつ丁寧なサービスで、快適な生活環境をサポートいたします。

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その他
2025.02.28
入浴時の安全対策に!ヒートショック予防グッズをご紹介
寒い季節になると、自宅での入浴が一日の楽しみになる一方で、ヒートショックのリスクが高まることも事実です。特に、冬場は浴室と脱衣所の温度差が大きくなることで、血圧の急激な変動を引き起こし、体調を崩す原因にもなり得ます。このような事故を防ぐためには、適切な対策と事前準備が欠かせません。
本記事では、ヒートショックのリスクを軽減するための基本的な対策に加え、安全性を高めるための便利なグッズを詳しくご紹介します。家庭で簡単に導入できるアイテムやその選び方、さらには効果的な活用方法を解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
ヒートショックとは?その原因とリスク
ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のことを指します。特に冬場の入浴中、暖かい浴室から冷たい脱衣所に移動する際や、冷えた状態から温かい湯船に入る際に発生しやすい現象です。
これにより血圧が急激に変動し、心臓や血管に負担がかかることで、めまいや失神を引き起こすことがあります。場合によっては命に関わる重大な事故を招く危険性もあります。
ヒートショックの定義
この現象は、医学的には体温調節の働きが追いつかないほどの急激な温度差が血管を収縮・拡張させ、血流を大きく変化させることを指します。
特に高齢者や持病を持つ方は、体温調節機能が低下しているため、この影響を強く受けやすいとされています。
主な原因と発生条件
ヒートショックが起こる要因としては、次のようなものが挙げられます。
・浴室と脱衣所の温度差:冬場に特にリスクが高まり、暖房のない脱衣所は注意が必要です。
・冷えた体で急に熱いお湯に浸かること:血圧が急上昇しやすく、心臓や脳への負担が増します。
・入浴時間や湯温の管理不足:長時間の入浴や高温のお湯は、体にストレスを与え、リスクを高めます。
特に注意が必要な時期と状況
冬の寒い季節はもちろん、夜間や早朝など外気温が一段と低い時間帯にヒートショックの危険性が増加します。
さらに、食後や飲酒後など血圧が不安定になりやすい状況下での入浴は、リスクを高める要因となります。
リスクを高める生活習慣
日常生活の中でヒートショックの危険を助長する習慣には以下のようなものがあります。
・運動不足:血行が悪くなり、温度変化への適応力が弱くなります。
・偏った食生活:必要な栄養が不足することで、血管の健康が損なわれます。
・飲酒や喫煙:血管や血圧に過度な負担をかけるため、ヒートショックのリスクを高めます。
このような生活習慣を見直し、環境を整えることで、ヒートショックの発生を防ぐことが可能です。
ヒートショックを予防するための基本的な対策
ヒートショックを防ぐには、日常生活でのちょっとした工夫や環境の見直しが効果的です。浴室や脱衣所の温度管理を始めとして、入浴時の注意点をしっかりと守ることで、リスクを大幅に軽減することが可能です。ここでは、誰でも取り入れやすい具体的な予防策をご紹介します。
入浴前後の室温管理
浴室や脱衣所の温度差をなくすことが、ヒートショック予防の基本です。特に冬場は、以下の方法を取り入れると良いでしょう。
・脱衣所の暖房を活用する:小型のヒーターや暖房機で適度に暖めておくことで、入浴時の体温変化を抑えられます。
・浴室内を事前に温める:シャワーでお湯を出して浴室全体を温めたり、浴室暖房乾燥機を活用すると効果的です。
これらの対策を実践するだけで、入浴時の体温調節負担を軽減できます。
温度差を抑える入浴方法
急激な温度変化を避けるため、入浴時の温度調整にも気を配りましょう。
・湯温を40℃以下に設定する:高すぎる湯温は血圧を急上昇させるため、ぬるめのお湯が適しています。
・湯船に入る前にかけ湯をする:手足など末端部分から徐々に温めることで、体に無理のない温度変化を促せます。
・長湯を避ける:15分程度の入浴が体に優しいとされています。
これらを意識するだけで、心臓や血管への負担が軽減されます。
バランスの取れた食生活と健康維持
日常的に健康を意識することも、ヒートショックを予防する大切な要素です。
・血管を強くする食品を摂取:魚や野菜、大豆製品を積極的に取り入れましょう。特に、ビタミンCやE、DHAが含まれる食品はおすすめです。
・適度な水分補給を心掛ける:脱水状態は血流を悪化させるため、入浴前後にコップ一杯の水を飲むのも効果的です。
体の内側から健康を支えることが、温度変化に対する適応力を高めるカギとなります。
日常生活での簡単な注意点
日々の習慣に取り入れられる簡単な工夫も、ヒートショック予防に役立ちます。
・規則正しい生活を送る:質の良い睡眠や適度な運動は、体温調節機能の改善につながります。
・無理な入浴を避ける:疲れすぎている場合や体調が悪い時は、シャワーだけで済ませるのも一つの手です。
こうした小さな積み重ねが、ヒートショックリスクの低減につながります。
おすすめのヒートショック対策グッズ
ヒートショックを予防するためには、日常の工夫だけでなく、便利な対策グッズを活用することも効果的です。これらのアイテムは、浴室や脱衣所の温度差を減らしたり、入浴中の体温管理をサポートするために役立ちます。ここでは、手軽に導入できるおすすめグッズをご紹介します。
浴室暖房乾燥機の活用
浴室暖房乾燥機は、入浴前に浴室全体を暖めることができる便利なアイテムです。冷えた浴室内を短時間で適温に保つことが可能なため、ヒートショックのリスクを軽減します。
・おすすめポイント:ボタン一つで簡単に操作でき、暖房以外にも乾燥や換気の機能を備えている製品もあります。
・設置方法:天井や壁に取り付けるタイプが主流で、既存の換気扇と交換することも可能です。
冬場だけでなく、一年を通じて使えるためコストパフォーマンスの良さも魅力です。
ヒートショック対策専用のマット
脱衣所に敷く専用マットは、足元の冷えを防ぐために効果的です。電気式で暖められるタイプや、断熱素材を使用した製品があり、状況に応じて選べます。
・主な特徴:電気式マットは即効性があり、断熱素材のマットは安全性が高い点がメリットです。
・選び方:広い面積をカバーするものや、お手入れがしやすい製品を選ぶと長く使えます。
足元の冷えを防ぐことで、体温の急激な低下を抑える効果が期待できます。
体温調整が可能な入浴用品
湯船内で使用するアイテムとして、温度が一定に保たれる入浴シートや、体温を逃がしにくい特殊素材の入浴用カバーがあります。これらは、体を冷えから守る役割を果たします。
・使用方法:お湯に浮かべたり体に直接かけたりするだけで、手軽に体温をキープできます。
・メリット:高齢者や体温調整が難しい方に特におすすめです。
家庭で簡単に導入できる手軽さが人気の理由です。
室内温度モニターやサーモスタット
室温の管理には、リアルタイムで温度を測定できるモニターや、自動で温度調整を行うサーモスタットが便利です。特に浴室や脱衣所での温度管理に役立ちます。
・主な機能:デジタル表示で視認性が良く、警告機能が付いたモデルもあります。
・選び方:防水仕様で、設置が簡単な製品が使いやすいです。
適切な温度を常に把握できることで、事故を未然に防ぐことが可能です。
対策グッズの選び方と購入時のポイント
ヒートショック対策グッズを選ぶ際には、目的や使用環境に適した製品を見極めることが重要です。適切なアイテムを選ぶことで、効果的にヒートショックを防ぐことができます。ここでは、購入時に確認すべきポイントや選び方のコツをご紹介します。
使用環境に合わせた選択の重要性
ヒートショック対策グッズは、使用する場所や目的に応じて適した製品を選ぶことが大切です。
・脱衣所や浴室:浴室暖房乾燥機や脱衣所用ヒーターは、設置場所に合わせたサイズや出力を確認しましょう。
・家庭環境:小さなお子様やペットがいる場合は、安全機能が充実した製品がおすすめです。
・使用頻度:日常的に使うものなら、耐久性や操作性も重視すると良いでしょう。
適切な製品を選ぶことで、使い勝手の良さと安全性を両立できます。
機能性と安全性のチェック方法
購入する際は、製品の機能性と安全性をしっかり確認しましょう。
・機能性:温度調整機能やタイマー機能がある製品は、効率的に使用できて便利です。
・安全性:自動オフ機能や感知センサーが搭載されているかどうかをチェックしてください。
これらのポイントを押さえることで、安心して使用できるグッズを選ぶことができます。
コストパフォーマンスの考慮
価格だけでなく、長期的な使用を考慮してコストパフォーマンスを評価することも重要です。
・初期費用:製品の価格だけでなく、設置費用がかかる場合は見積もりを確認しましょう。
・ランニングコスト:電気代や消耗品の交換頻度など、維持費がどの程度かかるかを考慮します。
コストと効果のバランスを見極めて、無理のない範囲で選びましょう。
口コミやレビューを活用する方法
実際に使った人の声を参考にすることで、選択の失敗を防ぐことができます。
・レビューサイトや通販サイトを確認:具体的な使用感やメリット・デメリットが書かれているレビューをチェックしましょう。
・質問や問い合わせ:販売元や専門店に問い合わせることで、より詳しい情報を得ることができます。
口コミを活用することで、実際の使用シーンに合った製品を見つけやすくなります。
冬場に気を付けたいヒートショック以外の健康リスク
冬場はヒートショックのリスクが注目されますが、それ以外にも健康を脅かす要因が数多く存在します。寒さや乾燥が引き起こすトラブルに適切な対策を取ることで、体調を崩すリスクを軽減できます。以下では、特に注意が必要な健康リスクとその予防法を詳しく解説します。
低体温症の予防策
寒い環境に長時間さらされると、体温が著しく低下し低体温症を引き起こす可能性があります。特に高齢者や体温調節機能が低下している方は注意が必要です。
・防寒対策を徹底する:屋外では帽子や手袋、マフラーを着用し、室内でも暖房器具を使って体を冷やさないようにしましょう。
・温かい飲み物を活用する:ホットドリンクやスープを摂取することで、内側から体を温めることが効果的です。
これらの取り組みで、低体温症を未然に防ぐことが可能です。
乾燥による肌荒れや呼吸器トラブル
冬の乾燥した空気は、肌のトラブルや呼吸器系の不調を招く原因になります。特に暖房を使用する室内では湿度が低下しやすく、注意が求められます。
・室内の湿度を保つ:加湿器を使い、40~60%の湿度を維持することで乾燥によるダメージを予防できます。
・肌の保湿を心掛ける:保湿クリームや乳液で肌をケアすることが大切です。
・水分補給を忘れない:冬場も意識してこまめに水を飲む習慣をつけましょう。
これらの対策で、乾燥による影響を最小限に抑えられます。
風邪やインフルエンザのリスク軽減
冬は風邪やインフルエンザが流行しやすい季節です。これらの感染症を予防するには、免疫力を高める生活習慣と感染対策が重要です。
・基本の衛生習慣を徹底する:外出後の手洗いやうがいはウイルス対策の基本です。
・栄養を意識した食事を摂る:ビタミンCや亜鉛を含む食品を積極的に摂取しましょう。
・こまめな換気を行う:室内の空気を入れ替えることで、ウイルスの繁殖を抑えられます。
これらを日々実践することで、感染症のリスクを抑えることができます。
適度な運動と日光浴の重要性
冬場は運動不足や日照時間の短さが原因で体調を崩しやすくなります。これを防ぐためには、日常生活に簡単な工夫を取り入れることが有効です。
・手軽にできる運動を続ける:家の中でできるストレッチや軽い筋トレを取り入れましょう。
・日中に外出する:日光を浴びることでビタミンDの生成が促進され、免疫力の向上につながります。
これらを習慣化することで、寒い季節でも健康を保つことが可能です。
コバデンがおすすめするヒートショック対策
冬場のヒートショック予防には、適切な設備の導入が効果的です。株式会社コバデンでは、浴室や脱衣所の温度差を解消するための製品や施工サービスを提供しています。これらの取り組みを通じて、安心で快適な入浴環境を整えるお手伝いをしています。
浴室換気乾燥暖房機の提案
コバデンがおすすめするのは、浴室換気乾燥暖房機の導入です。この製品は、入浴前に浴室を暖めることで温度差を解消し、ヒートショックのリスクを大幅に軽減します。
・優れた暖房機能:短時間で浴室全体を暖めることが可能で、寒い冬場でも快適に入浴できます。
・多機能性:暖房だけでなく、換気や乾燥機能も備わっており、年間を通じて活躍します。
既存の換気扇との交換にも対応しているため、リフォームの際にも最適です。
最新設備で安全・快適な暮らしをサポート
最新の暖房設備は、安全性や省エネ性能にも優れています。コバデンでは、ヒートショック対策に特化した製品を取り扱い、設置からアフターサービスまで一貫してサポートしています。
・省エネ効果:最新モデルは電力消費を抑えつつ高い暖房効果を発揮します。
・安全設計:温度センサーや自動停止機能などが備わり、安心して使用できます。
これにより、経済的かつ安全な環境を実現します。
施工からアフターフォローまで安心のサービス
コバデンでは、製品の提供だけでなく、設置作業やアフターフォローまで丁寧に対応します。
・高い技術力:経験豊富なスタッフが施工を行い、確実に設備を取り付けます。
・万が一のトラブルにも対応:保険加入済みのため、安心してお任せいただけます。
お客様の暮らしをより安全で快適にするため、全力でサポートします。
まとめ
寒い季節の入浴時には、ヒートショックのリスクが高まるため、適切な対策が必要です。室温管理や入浴時の工夫といった基本的な予防策に加え、便利な対策グッズを取り入れることで、さらに安全性を高めることができます。
特に、コバデンが提供する浴室換気乾燥暖房機は、短時間で浴室を暖めることができる優れた製品で、ヒートショック予防に大変効果的です。設置からアフターフォローまで丁寧に対応するサービスも魅力の一つです。
冬場の健康リスクをしっかりと理解し、日常の工夫と対策を重ねて、安全で快適な生活を送りましょう。
お問い合わせや製品の詳細については、こちらからどうぞ。
https://kobaden.sakura.ne.jp/contact/
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その他
2025.02.18
意外と知らない?ヒートショックのリスクとその予防方法
冬の寒い季節、多くの人が温かいお風呂や暖房で快適な時間を過ごす一方で、「ヒートショック」という危険な健康リスクが潜んでいます。この言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、その具体的な内容や予防策を詳しく知る機会は少ないのではないでしょうか。特に高齢者や持病をお持ちの方にとっては、命に関わる重大な問題になることもあります。
この記事では、ヒートショックの原因とリスク、そして家庭で簡単に取り組める予防方法を詳しく解説します。寒い季節を安心して過ごすために、ぜひ最後までご覧ください。
ヒートショックとは?その原因とメカニズム
急激な温度変化が体に及ぼす大きな負担を「ヒートショック」と呼びます。特に寒さが厳しい冬の季節、暖房の効いた部屋やお風呂場などで発生しやすく、血圧の急激な変化によって心臓や脳血管に深刻な影響を与えることがあります。この現象は、高齢者や持病を持つ方々にとって特に危険とされています。
ヒートショックの定義
ヒートショックとは、寒暖差によって血管が急激に収縮または拡張し、体内の血液循環に大きな影響を及ぼす現象です。冬場の入浴時やトイレなど、急激な温度変化が発生する場面でよく見られます。
急激な温度変化が体に及ぼす影響
環境温度の急激な変化は血圧の変動を引き起こし、心臓や血管に過度な負担をかけます。例えば、冷えた脱衣所から熱いお風呂に入った際、血圧が急上昇することで、心筋や脳血管へのリスクが高まるのです。最悪の場合には意識を失い、転倒や重篤な症状を引き起こす可能性があります。
高齢者が特に注意すべき理由
年齢を重ねると、血管や心臓の機能が低下し、血圧の急激な変化に対応する力が弱まります。さらに、体温調節機能も低下するため、寒暖差の影響を受けやすくなるのが特徴です。このため、高齢者は特にヒートショックのリスクが高いといえます。
ヒートショックが引き起こす主な健康リスク
ヒートショックによる健康リスクには以下のものがあります:
・脳卒中:血圧の急激な変動が脳内の血管に影響を及ぼす可能性があります。
・心筋梗塞:心臓の血流が一時的に減少し、命に関わる事態を引き起こす場合があります。
・意識喪失や転倒事故:血圧が急激に低下した際に意識を失い、転倒事故につながるリスクが高まります。
日常生活の中でヒートショックを防ぐためには、この現象について正しい知識を持つことが重要です。適切な対策を講じることで、リスクを大幅に軽減することが可能です。
ヒートショックが発生しやすいシチュエーション
ヒートショックは、日常生活の中で意外と身近な場面で発生します。特に冬場における急激な温度差が、身体に大きな負担をかける要因となります。これを避けるためには、どのようなシチュエーションで発生しやすいのかを理解しておくことが重要です。
冬場の入浴時の注意点
冬の寒い日、冷えた体を温めるために入浴する際、ヒートショックが起きる危険性があります。特に、暖房の効いていない脱衣所で衣服を脱ぎ、急激に冷えた体のまま熱い浴槽に入ると、血圧が急上昇する可能性があります。このような温度差を避ける工夫が必要です。
トイレや脱衣所での温度差
住宅内でも、暖房が効いたリビングや寝室から暖房のないトイレや脱衣所に移動する際に、大きな温度差が生じます。この変化が血管に負担をかけ、ヒートショックを引き起こすリスクを高めます。トイレや脱衣所の適切な暖房が対策の一つになります。
暖房のない部屋から暖房の効いた部屋への移動
寒冷地や古い住宅では、家の中の部屋ごとに温度が異なることがあります。例えば、冷えた寝室から暖かいリビングに移動する際にも、体が温度差を感じて血管に負担をかけてしまいます。日常の動線における温度管理が大切です。
夜間のトイレ利用時のリスク
冬の夜間は特に冷え込むため、寝室からトイレへ向かう際に寒さを感じることが多いです。この急激な温度差が血圧を変動させ、ヒートショックにつながる場合があります。夜間でも快適に過ごせるよう、暖房や保温対策を行いましょう。
ヒートショックは、特定の場面だけでなく、日常生活の中でいつでも発生する可能性があります。普段から気をつけて、予防につながる行動を心がけることが重要です。
ヒートショックの予防方法
ヒートショックは急激な温度差が原因で起こるため、日常生活の中で温度差をできるだけ小さくする工夫が重要です。ここでは、ヒートショックを防ぐために取り組むべき具体的な方法を詳しく解説します。
室内の温度管理の重要性
部屋ごとの温度差を減らすことが、ヒートショックの予防において最も重要なポイントです。家全体の温度を一定に保つために、以下のような対策が有効です。
・トイレや脱衣所などにも暖房を設置し、室温を適度に保つ。
・部屋の隙間風を防ぐために、断熱シートやカーテンを利用する。
これにより、生活空間の温度差を抑え、身体への負担を軽減することが可能です。
入浴前の脱衣所と浴室の暖房
寒い脱衣所から熱い浴槽へ入ることで血圧が急上昇するケースが多いため、入浴前に脱衣所と浴室を暖めておくことが大切です。
・暖房機能付きの浴室乾燥機を活用する。
・小型のヒーターを脱衣所に設置する。
これにより、脱衣所と浴室内の温度差を軽減し、安全な入浴環境を整えられます。
適切な湯温と入浴時間の設定
熱すぎる湯温や長時間の入浴は血圧の変動を引き起こしやすくなります。以下のポイントを意識しましょう。
・湯温は40℃以下に設定し、ぬるめのお湯に浸かる。
・入浴時間は15分以内を目安にする。
これらを守ることで、身体に負担をかけることなく快適な入浴を楽しむことができます。
入浴前後の水分補給
入浴中は汗をかくため、脱水症状に陥りやすくなります。脱水状態は血圧の変動を悪化させる原因となるため、以下のような水分補給が必要です。
・入浴前にコップ一杯の水を飲む。
・入浴後も忘れずに水分を補給する。
適切な水分補給は、ヒートショックのリスクを減らすだけでなく、健康維持にも役立ちます。
ヒートショックの予防には、日常生活の中での温度管理や入浴習慣の見直しが欠かせません。これらの方法を実践することで、冬場でも安心して健康的な生活を送ることができるでしょう。
家庭でできるヒートショック対策
ヒートショックは、家庭での日常的な対策を通じて大幅にリスクを軽減することが可能です。設備の見直しやちょっとした工夫を取り入れるだけで、安全で快適な環境を整えることができます。ここでは、すぐに実践できる家庭での対策についてご紹介します。
暖房器具の効果的な使い方
暖房器具を上手に活用することで、ヒートショックの原因となる寒暖差を減らせます。以下のような方法を試してみましょう。
・トイレや脱衣所にコンパクトな電気ヒーターを設置する。
・全室に一定の温度を保つために、エアコンを適切に設定する。
・サーキュレーターを使い、部屋全体の空気を循環させることで温度ムラを解消する。
これにより、家全体の温度差を減らし、身体への負担を軽減できます。
断熱材や二重窓の導入
家の断熱性能を向上させることで、寒い冬場でも室内の温度を快適に保つことができます。具体的には次のような方法があります。
・窓に断熱シートを貼り、冷気の侵入を防ぐ。
・二重窓やペアガラスを取り付け、外気との温度差を軽減する。
・床に断熱マットを敷き、足元の冷えを抑える。
住環境の見直しは、ヒートショック予防に効果的な長期的対策となります。
ヒートショック予防に役立つ入浴グッズ
入浴時のリスクを減らすために便利なグッズを活用するのも一つの方法です。以下のようなアイテムがおすすめです。
・浴室暖房機:入浴前に浴室を温め、温度差をなくします。
・浴槽用保温シート:お湯の温度を一定に保ち、長時間の入浴でも体に優しい環境を作れます。
・湯温計:適切な湯温を保つために便利なアイテムです。
これらのグッズを取り入れることで、より安全な入浴環境を整えることができます。
家族間での声かけと見守りの重要性
家庭内でヒートショックを防ぐには、家族の協力も重要です。特に高齢者がいる家庭では次のような取り組みを心がけましょう。
・入浴時やトイレ利用時に声をかけ、体調の変化を確認する。
・高齢者が一人で行動する際には、室温の管理や防寒対策をサポートする。
・日常的に家族で健康状態を共有し、予防に努める。
家族全員で意識を高め、互いに気遣うことで、ヒートショックのリスクを抑えることができます。
家庭での対策は、特別な知識がなくてもすぐに取り組めるものばかりです。これらを日常生活に取り入れることで、ヒートショックを防ぎ、安全で快適な住環境を作りましょう。
ヒートショックのサインと緊急時の対応
ヒートショックは突然起こることが多いため、初期のサインに気付いて迅速に対応することが重要です。放置すると命に関わる重大な事態を引き起こす可能性もあります。ここでは、ヒートショックの兆候と緊急時の正しい対処法について解説します。
初期症状の見分け方
ヒートショックが起きた際には、以下のような初期症状が現れることがあります。
・めまいや立ちくらみ:急激な血圧変化により、ふらつきや意識がぼんやりする感覚が現れます。
・冷や汗や動悸:血流が乱れることで、心臓に負担がかかりやすくなります。
・顔色の悪化:血圧低下によって血流が悪くなると、顔色が青白くなることがあります。
これらの症状が見られた場合は、すぐに適切な対応を取る必要があります。
意識を失った場合の対処法
もし家族や同居人が意識を失った場合には、以下の手順で対応してください。
1. 声をかけて反応を確認:意識がない場合は、即座に救急車を呼びます。
2. 安全な姿勢を確保:横向きに寝かせ、気道を確保することで呼吸を妨げないようにします。
3. 温かい環境を用意:毛布や暖かいタオルを使って体を保温します。ただし、急激に温めないよう注意しましょう。
適切な応急処置が、その後の回復に大きく影響を与えます。
救急車を呼ぶべきタイミング
次のような状態が見られる場合は、迷わず救急車を呼びましょう。
・意識がない、または反応が鈍い。
・呼吸が浅く、正常な呼吸が見られない。
・顔色が明らかに悪く、冷や汗や嘔吐が続く。
救急隊が到着するまでの間も、適切な保温と安静を心がけることが大切です。
日頃からの健康チェックのすすめ
緊急事態を防ぐには、普段から健康状態をチェックする習慣をつけることが有効です。
・定期的な血圧測定:特に高血圧や低血圧の傾向がある人は、日常的に測定して記録を残しましょう。
・栄養バランスの取れた食生活:塩分を控えめにし、血圧の安定を図る食事を心がけます。
・運動習慣の維持:適度な運動は血流を改善し、ヒートショックのリスクを低減します。
これらの対策を日常生活に取り入れることで、ヒートショックの発生を未然に防ぐことが可能です。
ヒートショックの危険性を軽減するためには、早期の対応が何よりも重要です。家族や自分自身の健康を守るため、これらのポイントをしっかり押さえておきましょう。
コバデンの取り組み:ヒートショック予防のための電気工事サービス
株式会社コバデンでは、日常生活に潜むヒートショックのリスクを軽減するための電気工事サービスを提供しています。冬場に多発するこの現象を防ぐには、家庭内の環境改善が重要です。
当社は、これを実現するためのさまざまな設備導入や提案を行っています。
浴室換気乾燥暖房機の設置で快適な入浴環境を提供
ヒートショックが最も起こりやすい場所の一つが浴室です。コバデンでは、脱衣所と浴室を暖めるための浴室換気乾燥暖房機の設置を承っています。
・短時間で温まる機能により、寒冷地でも快適な入浴環境を実現。
・換気・乾燥機能が付属し、湿気対策も同時に可能。
これにより、温度差による負担を軽減し、安全な入浴時間をサポートします。
脱衣所やトイレの暖房設備導入による温度差解消
家全体の温度差を小さくするため、トイレや脱衣所にも暖房設備を導入することが大切です。
以下のような設置を行っています。
・小型で省エネ性能の高い暖房機の設置。
・簡易設置が可能なヒーターの提案。
これらのサービスを通じて、生活空間全体の快適さと安全性を向上させます。
省エネ設備の提案で経済的かつ安全な住環境を実現
ヒートショック対策を行う上で、経済的な負担を軽減することも重要です。コバデンでは、省エネ性能の高い設備の提案と設置を行っています。
・LED照明や省エネエアコンの導入で電気代を抑える。
・長期的にコストパフォーマンスの良い機器の選定をサポート。
省エネ設備を取り入れることで、家庭の負担を軽減しながらヒートショック予防につなげます。
お客様目線での最適な電気設備のご提案
当社のモットーは「お客様目線での対応」です。個々の住宅やライフスタイルに合った最適な提案を心がけています。
・お客様のご要望を丁寧にヒアリング。
・専門的な視点から、安全で実用的な提案を行います。
これにより、安心して依頼いただけるサービスを提供しています。
コバデンでは、ヒートショック予防のための設備導入からアフターフォローまで一貫して対応しています。家族全員が快適で安全に過ごせる住環境を整えるために、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
ヒートショックは、特に冬場に発生しやすい深刻な健康リスクですが、日常生活の中での温度管理や入浴習慣の見直しにより、予防することが可能です。適切な暖房設備を導入し、家庭全体の温度差を減らすことで、リスクを大幅に軽減できます。
コバデンでは、ヒートショック予防に特化した電気工事サービスを提供し、快適で安全な住環境づくりをサポートしています。入浴時の暖房設備や脱衣所の温度管理、省エネ性能を兼ね備えた設備の提案など、お客様一人ひとりに最適なソリューションをご提案します。
ヒートショックから大切な家族を守るために、まずは一歩を踏み出してみませんか?ご相談はお気軽にどうぞ。
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その他
2025.02.15
CVケーブルの劣化と対策:事例と点検の重要性
はじめに
CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)は、商業施設や工場、オフィスビルなどの高圧受電設備で広く使用されています。しかし、経年劣化や外的要因によってシースが破損し、心線がむき出しになることがあります。こうした劣化が進行すると、漏電や短絡事故の原因となり、大きなトラブルにつながる可能性があります。
本記事では、CVケーブルの劣化事例、施工時の対策、定期点検の重要性、そして保安協会の指摘を受けた際の対応方法について詳しく解説します。
CVケーブルの劣化事例

CVケーブルの劣化は、主に以下の要因によって発生します。
経年劣化による破損
CVケーブルの耐用年数は約20〜30年ですが、使用環境や負荷によっては15年程度で劣化が進むこともあります。
紫外線劣化(屋外設置時)
直射日光を長期間浴びることでシースが硬化・ひび割れする
熱劣化(高負荷運転)
長時間の電流負荷による発熱で絶縁体やシースが脆くなる
酸化劣化
空気中の酸素との化学反応でポリエチレンやビニルシースが劣化する
施工不良による劣化加速
施工ミスが原因でケーブルが早期に劣化することがあります。
過度な曲げ(曲げ半径不足)
内部ストレスが蓄積し、絶縁層が破損
締め付け過ぎ(クランプ・バンド)
圧力がかかりすぎてシースが損傷
端末処理ミス
絶縁体の剥ぎすぎや、接続部の緩みで部分放電が発生
外的要因によるダメージ
CVケーブルは、以下のような外部要因によって劣化が進行することがあります。
動物被害(ネズミ・鳥)
ケーブルがかじられてシースが破損
化学物質・油の影響(工場環境)
シースが腐食し、絶縁層が露出
機械的衝撃(車両・重機)
踏まれたり、ぶつけられて破損
CVケーブルの施工時の対策
H3 2-1. 適切なケーブル選定

正しい施工方法
- 曲げ半径を確保(ケーブル径の6倍以上)
- 引張荷重をかけない(施工時の引っ張りすぎは厳禁)
- 適切な固定(過度な締め付けを避ける)
- 端末処理の徹底(防水処理・絶縁確保)
定期点検の重要性
CVケーブルの劣化を早期に発見するためには、3年に1度の保安協会の点検が重要です。
保安協会の指摘ポイント
- 目視点検:シースのひび割れ、変色、膨張
- 絶縁抵抗測定:絶縁低下の有無
- サーモグラフィー診断:異常発熱の確認
点検結果への対応

- 軽微な劣化 → 部分補修(防水テープ・シース補強)
- 深刻な劣化 → ケーブル全交換
よくある質問(Q&A)
Q1. CVケーブルの寿命はどのくらい?
A. 通常は20〜30年ですが、負荷や設置環境によっては15年程度で劣化が進みます。
Q2. 保安協会の点検で指摘されたらどうすればいい?
A. 点検報告書を確認し、軽微な劣化なら補修、深刻なら交換を検討しましょう。
Q3. どんな点検をすればいい?
A. 目視点検、絶縁抵抗測定、サーモグラフィー診断が効果的です。
Q4. ネズミや動物対策はどうすればいい?
A. 防鼠(ぼうそ)ケーブルの使用、金属管やモールでの保護が有効です。
Q5. シースにひび割れがあったらすぐ交換すべき?
A. 軽度なら補修可能ですが、絶縁低下が見られる場合は早急に交換が必要です。
まとめ
CVケーブルの劣化は、定期的な点検と適切な施工で防ぐことが可能です。特に3年に1度の保安協会の点検で指摘を受ける前に、事前に自主点検を行い、劣化を未然に防ぐことが重要です。
つくば市の株式会社コバデンにも、CVケーブルの劣化や点検について多くの問い合わせがあります。実績も豊富で、「任せれば何とかしてくれる」と評判なので、安心してご相談ください!
CVケーブルの点検・補修・交換についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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2025.02.11
映画やネット配信系の電気工事:ロケ現場の裏側を支えるプロの仕事
映画やドラマの撮影現場では、ただカメラを回すだけでは成立しません。照明や特殊効果、発電機の設置など、映像制作の裏側では電気工事のプロが欠かせない存在となっています。株式会社コバデンでは、映画・ドラマ・CMなどのロケ現場における特殊な電気工事を数多く手掛けてきました。今回は、撮影現場で求められる電気工事の仕事内容についてご紹介します。
撮影現場での電気工事とは?
映画やNetflix、DMM TVなどの配信系作品の撮影現場では、一般的な建築電気工事とは異なる 「ロケ現場ならではのニーズ」 があります。例えば、以下のような作業が発生します。
外灯を消す工事
映画やドラマの撮影では、シーンの雰囲気を作るために、街灯や建物の照明を一時的に消す必要があります。
特に夜間のシーンでは、 余計な光が画面に映り込まないように、指定されたエリアの外灯を消す作業 を行います。
具体的な作業内容
• 街灯の電源を特定し、一時的に遮断
• 撮影後に元通り復旧(点灯させる)
• 必要に応じて仮設の照明を設置
「○○駅前の撮影で、一部の外灯をオフにしたい」「〇〇通りの街灯を部分的に消したい」といった要望に応えるのが、私たちの仕事です。
ポンプの電源配線(特殊効果用)
映画では、雨や洪水のシーンを撮影するために 水を大量に使う ことがあります。
このとき ポンプで水を汲み上げる設備の電気工事 が必要になります。
具体的な作業内容
• 仮設ポンプの設置と電源供給
• 漏電対策と安全管理
• 撮影終了後の撤去
水を扱うため、絶縁処理や防水対策 も重要なポイントになります。
野営撮影現場のプレハブ電気工事
ロケ地が山奥や海沿いなどの場合、電源が全くないことも珍しくありません。
そんな時、撮影クルーのために プレハブや仮設施設の電気工事 を行います。
具体的な作業内容
• 発電機の設置と接続
• 照明・コンセントの配線
• 撮影機材用の電源供給
撮影期間が数日~数週間に及ぶ場合もあり、電気設備の安定稼働が求められます。
映画照明・発電機の設置
撮影用の照明は一般家庭の電源とは比べ物にならないほどの高電力が必要です。そのため、専用の発電機や仮設電源を設置 します。
作業内容
• 発電機の設置と配線
• 大型照明機材への電源供給
• 過負荷防止のための電圧・電流管理
特に屋外ロケでは、安定した電源供給が映像のクオリティを左右するため、細かい調整が求められます。
映画業界・配信業界の電気工事ならコバデンへ
私たち株式会社コバデンは、撮影現場での特殊な電気工事に精通しています。
撮影スケジュールに合わせた柔軟な対応、そして 安全管理を徹底した施工 を提供いたします。
対応可能なエリア
• つくば市を中心に関東全域対応(多方面に出張可能)
• 短期・長期のロケ対応可能
実績
• 映画・ドラマ撮影の電気工事多数
• NetflixやDMM TVの撮影現場での施工経験あり
撮影現場の電気工事に関するご相談は、株式会社コバデン までお気軽にお問い合わせください。
映画・ドラマ・CMの電気工事でお困りの方、ぜひご相談ください!
▶ 電話でのお問い合わせはこちら:[080-5513-9759]
▶ お問い合わせフォームはこちら:[https://kobaden.biz/contact]
最後に
映画やドラマの裏側では、電気工事のプロが作品作りを支えています。
「俳優や監督だけでなく、裏方の職人たちの技術も映画の一部」なのです。
これからも、私たちは映像業界を支えるため、電気工事の技術を磨き続けていきます!
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LED工事
2025.02.10
アパート・マンションのLED化、バイパス工事は本当にお得なのか?
はじめに
近年、アパートやマンションの共用部の照明をLEDにする工事が増えています。LEDにすることで電気代が安くなり、メンテナンスの手間も減るため、多くのオーナーや管理会社が検討しています。しかし、LED化にはいくつかの方法があり、その中でも「バイパス工事」という方法が話題になることがあります。
バイパス工事とは、既存の蛍光灯器具にLEDランプを使用できるようにするための工事ですが、弊社ではこの方法を推奨していません。では、なぜバイパス工事をお勧めしないのか?そして、どのような方法がより安全で長持ちするのかを、できるだけ分かりやすく解説していきます。
そもそもバイパス工事とは?
バイパス工事とは、既存の蛍光灯照明器具の「安定器」と呼ばれる部分を取り除き、直接LEDランプに電気を流せるようにする工事のことです。安定器とは、蛍光灯の特性上必要な電圧を調整する装置ですが、LEDには不要なため、バイパス工事を行うことで直接電力を供給できるようになります。
【バイパス工事の流れ】
既存の蛍光灯を取り外す
照明器具の内部の配線を変更し、安定器を取り外す
LEDランプ専用の配線に変更する
LEDランプを取り付ける
バイパス工事をお勧めしない3つの理由

器具がすでに古くなっている可能性が高い
バイパス工事は、もともと蛍光灯を使うために作られた器具をそのまま使う方法です。しかし、ここで問題なのは「最近、蛍光灯照明器具はほとんど販売されていない」という点です。
パナソニックは、2019年3月末をもって逆富士型を含む蛍光灯照明器具の生産を終了しました。
つまり、今残っている蛍光灯照明器具は、どんなに新しくても6年以上前のものということになります。
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6年以上経過した照明器具は、見た目が綺麗でも内部の配線や部品が劣化している可能性があり、LEDの寿命よりも先に照明器具自体が故障するリスクが高いのです。また、蛍光灯器具は元々LEDランプを想定していないため、バイパス工事によって接続部分が適切に機能しないケースもあります。
部品の劣化による故障や火災リスクがある
バイパス工事をすると、古い照明器具の中の配線や端子をそのまま使用します。しかし、これらの部品は長年の使用で劣化しており、場合によっては発熱や接触不良を引き起こすことがあります。特に、点灯時にチラつくことがある場合や、プラスチック部分が黄ばんでいる場合は要注意です。
さらに、照明器具内部の配線が想定以上に劣化していた場合、電気接触不良が発生しやすくなり、最悪の場合、発火の危険性もあります。このようなリスクを考えると、安全性の面からもバイパス工事はお勧めできません。
長期的に見るとコストメリットが低い
バイパス工事は、初期費用が安く済むため、一見コストが抑えられるように思えます。しかし、LEDは長期間使用するものなので、「長持ちするかどうか」が重要になります。バイパス工事をした場合、照明器具自体が古いため、結局数年後に交換することになるケースが多いです。
それでもバイパス工事を選びたい場合
バイパス工事にはデメリットがあるものの、状況によっては有効な場合もあります。例えば、以下のようなケースではバイパス工事を検討してもよいでしょう。
蛍光灯器具を設置してから間もない場合:まだ器具の寿命が十分に残っている場合。
初期投資を抑えたい場合:短期的なコスト削減が求められるケース。
賃貸物件で短期間の運用を考えている場合:数年後に建物の建て替えや設備更新が予定されている場合。
もしバイパス工事を検討している場合は、安全性を最大限確保するため、専門の業者に相談し、適切な配線や部品の状態を確認した上で施工を行うことを推奨します。
LED化の施工プロセス

現地調査 – 現状の蛍光灯器具の種類、電源状況を確認し、LED導入の適合性を判断します。
LED器具の選定 – 施設の用途に合ったLED照明を選びます。たとえば、屋外共用部には防水型LEDが適しています。
施工計画の立案 – 工事スケジュールを立て、居住者や管理会社との調整を行います。
LED照明の設置工事 – 既存の蛍光灯器具を撤去し、LED専用器具に交換。
点灯テストと最終確認 – 正常に点灯するか、光量が適切かをチェック。
まとめ
LED化は単なる電球の交換ではなく、長期的なコスト削減と安全性向上につながる重要な投資です。バイパス工事ではなく、LED専用器具への交換を選ぶことで、より確実な省エネ・コスト削減を実現できます。ただし、特定の条件下ではバイパス工事も検討の余地があります。その場合は、適切な判断ができるよう、専門の業者に相談することをお勧めします。
アパート・マンションのLED化を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください!
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2025.02.09
蛍光灯が消える!2027年問題とは?今からできる対策を解説
はじめに:蛍光灯、もうすぐ手に入らなくなるって知ってた?
こんにちは、つくば市を拠点に電気工事を行っている株式会社コバデンです!
みなさんが普段使っている「蛍光灯」、実は2027年末をもって製造・輸出入が禁止されるのをご存じですか?
「え?そんな話初めて聞いた!」という方も多いのではないでしょうか。
さらに、蛍光灯は2027年末までの間にメーカーが順次生産を終了するため、2026年以降は徐々に手に入らなくなる見込みです。
つまり、「蛍光灯が切れたから買い換えよう」と思ったときにはもう売ってない…なんてことが起こり得るんです。
そこで本記事では、
✅ 2027年問題とは何か?
✅ 蛍光灯が消えるとどうなるのか?
✅ 今からできる対策は?
などを詳しく解説していきます!
2027年問題とは?蛍光灯が消えるスケジュール
なぜ蛍光灯がなくなるの?
蛍光灯の終焉の理由は、「水銀に関する水俣条約」にあります。
水銀は人体や環境に悪影響を及ぼす有害物質です。
特に水俣病などの公害問題は有名で、日本国内でも深刻な健康被害が発生しました。
そのため、2017年に発効された「水俣条約」により、水銀を含む製品の製造・輸出入が段階的に禁止されることが決定。
蛍光灯もその対象となり、以下のスケジュールで禁止措置が進められています。
蛍光灯の消滅スケジュール
📌 2025年末:電球形蛍光灯・コンパクト形蛍光灯の製造・輸出入が禁止
📌 2026年~:直管蛍光灯の生産がメーカーごとに順次終了
📌 2027年末:直管蛍光灯を含む一般照明用のすべての蛍光灯が製造・輸出入禁止
蛍光灯が消えると何が起こる?
品不足と価格の高騰
「蛍光灯が手に入らなくなる」となれば、需要が一気に集中します。
特に、企業や工場など大規模施設では大量の蛍光灯を使用しているため、まとめ買いが急増する可能性が高いです。
その結果、2026年頃から以下の問題が発生すると予測されます。
🔹 市場の蛍光灯在庫が一気に減少
🔹 価格が高騰し、簡単に買えなくなる
🔹 需要過多により品切れが続出する
LED照明への切り替えラッシュ
蛍光灯が手に入らなくなれば、必然的にLED照明への切り替えが必要になります。
しかし、ここで問題なのが「駆け込み需要」です。
「蛍光灯がなくなってから考えればいいや」と思っていると、
⚠️ 工事業者の予約が取れない
⚠️ LEDの価格が急騰する
⚠️ 納品が遅れる
という事態になりかねません。
2027年問題に向けた対策!今すぐできる3つのこと
現在の照明をチェック!
まずは、自分が使っている照明器具を確認しましょう!
✅ 今使っているのは蛍光灯か?
✅ LEDに交換できるタイプの照明か?
✅ 照明の寿命はどのくらいか?
特に、オフィスや倉庫、商業施設など大量に蛍光灯を使用している場所では、切り替えの計画を立てることが必須です。
早めにLED照明へ交換!
LED照明は、蛍光灯と比べて寿命が長く、省エネなのが特徴。
🔹 電気代が安くなる
🔹 交換頻度が減る
🔹 環境に優しい
しかし、2027年に近づくにつれ、LED照明の需要が爆発的に増えることが予想されます。
今のうちにLEDへ交換しておけば、
✅ 価格高騰前に導入できる
✅ 工事業者の予約が取りやすい
というメリットがあります!
LED交換はプロに相談!
「LEDに交換するのってどうすればいいの?」
「どのLED照明を選べばいいの?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひコバデンにご相談ください!
株式会社コバデンにお任せください!
つくば市・茨城県周辺でLED照明への切り替えをお考えの方へ
💡 無料相談受付中!
💡 商業施設・工場のLED交換実績多数!
💡 お客様のニーズに合った最適なプランをご提案!
LED照明への切り替えは、早めの行動がカギ!
ぜひ一度、コバデンまでお問い合わせください。
まとめ
📌 2027年末で蛍光灯が完全に製造・輸出入禁止!
📌 2026年以降、品不足と価格高騰が予想される!
📌 LED照明への切り替えは今すぐ計画を!
「後で考えよう」と思っていると、いざという時に手遅れになる可能性が…。
早めの対応で、快適でコストパフォーマンスの良い照明環境を整えましょう!
📞 LED照明の切り替え相談はコバデンへ!
🚀 今すぐお問い合わせください!
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2025.02.09
漏電ブレーカー落ちるときの原因と対応・解決策
漏電ブレーカーは電気が漏れることによる感電事故や電気火災を防止する重要な設備です。しかし、漏電ブレーカーが落ちると、住宅内のすべての電気が停電してしまうため、大変困ったことになります。
この記事では、漏電ブレーカーが落ちる原因と適切な対処法について説明します。漏電は適切な対処を行わないと重大な事故につながる可能性があるため、正しい知識を持っておくことが重要です。
・漏電ブレーカーが落ちる原因とは?
漏電ブレーカーは、漏電の発生を感知して、安全に電気を遮断する装置です。これにより感電事故や電気火災を防止する重要な役割を持っています。
そのため、漏電ブレーカーが落ちる場合は、建物内で漏電が発生していると考えられます。なお、漏電が発生していないにも関わらず漏電ブレーカーが落ちる場合は、漏電ブレーカー本体の故障です。
・ 漏電とは何か?
漏電は、電気機器や電線から本来漏れてはいけない電気が漏れ出してしまう現象です。通常、電気は電気が漏れないように絶縁された電線や機器などを流れていますが、様々な要因によって漏れ出すことがあります。
漏電が発生すると、感電事故や電気火災につながる可能性があるため、早急な対処が必要となります。漏電ブレーカーが落ちることは、何らかの異常が発生していることを知らせる重要な警告サインとして捉える必要があります。
・漏電の主な原因
漏電には様々な原因があります。一般家庭で主に発生する漏電の原因を紹介しますので参考にしてください。
・家電製品の異常によるもの
家電製品の劣化や故障は、漏電の主要な原因の一つです。長年使用している家電製品は、内部の配線が劣化して漏電を起こすことがあります。
また、製品内部に水や埃が侵入したりすると、電気を通さない絶縁が破壊され、漏電する場合があります。特に洗濯機などの水を使用する機器やエアコンなど排水を行う機器は、水が電気制御部に入り込むことで漏電を起こしやすいと言えるでしょう。
その他、コードの被覆が傷ついたり、本体が物理的に損傷したりしている場合には、破損している部分から漏電する危険性が高いため注意が必要です。
・配線の劣化や損傷
分電盤からコンセントや照明器具などにつながっている、建物内の電線・ケーブル類も時間とともに劣化します。特に築20年以上の建物では、配線の絶縁体が劣化している可能性が高く、漏電の原因となることがあります。
また、ネズミなどの小動物が電線をかじって傷をつけることもあります。電線の被覆が破けるとそこから漏電が発生してしまうのです。
壁の中を通る配線は目視での確認が難しいため、専用の計器を用いた絶縁抵抗値の測定など定期的な点検が重要です。専門的な点検は個人で実施することは困難ですが、電力会社が法律に基づき実施しているので、拒否せず点検に協力するようにしましょう。
・水漏れ・湿気・ホコリなどによる漏電
湿気は電気の安全の大敵です。水は電気を通すため、電線や電気機器が濡れると、水を通して漏電が起こります。明らかに濡れている状況でなくても、湿気によりわずかな漏電が起きることもあるため注意が必要です。
浴室や洗面所などの水回りや屋外では、湿気や水滴による漏電が発生しやすくなります。梅雨時期や結露が発生しやすい季節は、特に注意が必要です。また、雨漏りや配管からの水漏れが配線に影響を与えることもあります。
また、ホコリなどの異物が蓄積することも漏電の原因です。コンセントとプラグの間にホコリが溜まり漏電が発生するなどの事例が頻発しています。
・漏電ブレーカーが落ちるときの基本的な対処法
漏電ブレーカーが落ちると、停電となるため、なるべく速やかに復旧させたいと考える方が多いでしょう。ここで、個人でもできる漏電ブレーカーが落ちるときの対処法を紹介します。
・安全確認を最優先にする
漏電が発生した際は、まず何よりも安全確認が最優先です。周囲に異常がないか、焦げ臭いにおいがしないかを確認します。
また、漏電が起きている可能性がある場所を触れることは絶対に避けてください。安全が確認できない場合は、すぐに専門家に連絡することをお勧めします。
・漏電箇所の特定方法
漏電ブレーカーが落ちたときに、危険がなさそうであれば、漏電箇所を特定して切り離すことで電気を復旧させることができます。
漏電箇所を特定する基本的な手順は以下の通りです。

1. 分電盤の漏電ブレーカーと子ブレーカーをすべてOFFにする
2. 漏電ブレーカーをONにする
3. 子ブレーカーを1つずつONにしていく
4. 子ブレーカーのどれかをONにした時点で漏電ブレーカーが落ちる
5. 漏電ブレーカーが落ちた時にONにした子ブレーカーの回路で漏電している
さらに細かく特定したい場合は、漏電している系統のすべての電気製品のコンセントを抜き、子ブレーカーを戻します。コンセントを抜いても漏電ブレーカーが落ちる場合は、配線など建物設備の問題なので、専門業者に修理を依頼しましょう。
漏電ブレーカーが落ちなければ、電気製品を一つずつ接続していき、どの製品を接続した時にブレーカーが落ちるかを確認します。この方法で、問題のある機器を特定できることが多いです。
・漏電ブレーカーが落ちた時の正しい戻し方
漏電ブレーカーが落ちたときの対処法として、落ちた漏電ブレーカーの正しい戻し方を知っておくことは重要です。
1. 漏電表示ボタンを押し込む
2. ON・OFFのレバーを操作し「入」の状態にする
漏電ブレーカーには、ON・OFFのレバーの他に、漏電表示ボタンとテストボタンがあります。漏
電を感知して漏電ブレーカーが落ちた場合は、通常は引っ込んでいる漏電表示ボタンが飛び出します。これにより、漏電ブレーカーが作動した理由が漏電であることがわかります。
漏電ブレーカーを戻す場合は、まず漏電表示ボタンを押し込んでからON・OFFのレバーを操作し「入」の状態にします。漏電表示ボタンが飛び出したままでは、ONにできないため注意しましょう。
・一時的な応急処置の手順
漏電が発生した際の応急処置は、二次災害を防ぐために非常に重要です。
まず、問題のある電気回路や機器が特定できた場合は、その使用を直ちに中止します。該当する回路のみを遮断し、他の回路は使用可能な状態にできれば、生活への影響を最小限に抑えながら、安全を確保することが可能です。
原因が特定できない場合や、繰り返し発生する場合は、直ちに電気の使用をやめ、速やかに専門家に相談することをおすすめします。

・漏電ブレーカーが落ちる原因と対応
漏電している回路や電気機器、漏電の原因が特定できた場合の原因別の対応策を説明します。
H3 家電製品が原因の場合
家電製品が原因で漏電が発生している場合、まずは該当する製品の使用を中止します。電源をOFFにしても漏電の可能性は残るため、コンセントから抜いて刺さないようにしましょう。
漏電している家電製品は大変危険ですので、その後の使用には買換えか修理が必要です。使用年数などを元に修理が可能か、新しい製品を購入した方がメリットがあるか、総合的に判断しましょう。
・配線(電線・ケーブル)が原因の場合
建物の配線に関する問題は、素人の判断や対応が非常に危険です。電気配線の工事は、簡単そうに思えるものであっても、国家資格を持った電気工事士でなければ行えません。
配線の老朽化や損傷が疑われる場合は、必ず専門業者による点検を受けてください。特に築年数の古い建物では、配線の総点検を行うことをお勧めします。
また、アース(接地)の状態も重要です。正しくアースが取れていない場合、漏電時の危険性が高まります。特に、水回りの電気機器や大型家電については、適切なアース接続が必要です。
水濡れやホコリなどの異物による漏電の場合
水濡れや湿気による漏電の場合は、一旦使用を中止してしっかりと乾燥させることで、問題なく使用できるケースがあります。また、ホコリなどの異物による漏電であれば、清掃を行い症状が改善する可能性もあるでしょう。
ただし、これらの対応で一見漏電が改善したと思っても、内部で劣化が進んでいる場合もあります。そのため、少しでも不安に感じられるところがあれば、専門業者に点検を依頼した方が安全です。
漏電ブレーカーが故障している場合
分電盤で、すべての子ブレーカーをOFFにしているのに漏電ブレーカーが落ちる場合は、漏電ブレーカー本体が故障している可能性が高いでしょう。
漏電ブレーカーの交換は電気工事にあたるため、有資格者の電気工事士が行う必要があります。故障の場合は、専門業者に依頼し、交換してもらいましょう。
漏電を未然に防ぐためのチェックポイント
漏電ブレーカーが落ちてから慌てて対処をしても、停電などにより不便な生活を強いられたり、専門業者への依頼などで改善に時間がかかったりと大変です。また、漏電により重大な事故が発生するリスクもあります。そのため、日頃からの心がけで漏電を防止することが大切です。
漏電ブレーカーの定期的なテスト
漏電ブレーカーには、漏電の発生時に適切に動作するか確認するためのテストボタンが付いています。テストボタンを押すことで漏電ブレーカーが正常に動作することがわかるため定期的にテストを行いましょう。
漏電ブレーカーのテストを行う頻度は特に決まっていませんが、1ヶ月に1回程度の頻度を推奨しているメーカーが多いようです。
なお、漏電ブレーカーのテストでは、実際に漏電ブレーカーが落ちるため家中の電気が停電します。家電製品によっては時計やタイマーがリセットされるなどのデメリットもありますので注意してください。
コンセントや家電製品の使用状況の確認
コンセントの使用状況も重要な確認ポイントです。特に注意が必要なのが、たこ足配線の状態です。コンセントの規格以上の電力を使用すると、発熱や漏電の原因となります。
また、各家電製品や電気設備は、日頃から点検を行うようにし、異音や異臭などの異常がないか確認しておきましょう。
コンセントや家電製品の清掃
電気を安全に使用するためには、まず定期的な清掃です。コンセントとプラグの間に溜まった埃は、湿気を含むと漏電の原因となります。また、使用していない機器のプラグはこまめに抜くことで、待機電力の削減だけでなく、漏電リスクも軽減できます。
家電製品も定期的に清掃し、内部にホコリや異物が入らないようにメンテナンスを行いましょう。日常的な清掃によって、多くのトラブルを防止することができます。
漏電ブレーカーのトラブル時は専門業者に相談を!
ここまで漏電ブレーカーが落ちた場合の対処法について説明してきました。しかし、漏電は適切な対処を行わないと重大な事故につながる可能性がある深刻な問題です。そのため、実際の対応に当たっては、専門業者に依頼されることを強くおすすめします。
茨城県内にお住まいの方々には、当社の20年以上の実績と技術力を活かし、迅速かつ確実な対応をお約束いたします。見積もりは無料で承っておりますので、漏電でお困りの際は、お気軽にご相談ください。お客様の安全と安心を第一に、最適な解決策をご提案させていただきます。
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