つくば市でのEV充電設備設置【自宅向け完全ガイド】

EV(電気自動車)の販売シェアは年々伸びており、2023年の販売数は約9万6千台(PHEV含む)とまもなく年間10万台を超えそうな勢いです。今や自動車を買い替えるなら重要な選択肢のひとつでしょう。

EVは化石燃料を使わないため環境に優しく、燃料費も節約できるなど、さまざまなメリットがあります。しかし、街中で使えるEV充電スタンドはガソリンスタンドほど普及しておらず、EVの購入に合わせて自宅で充電できるEV充電設備を設置する方が多いのが実情です。

この記事では、特につくば市で自宅にEV充電設備の設置を検討している方に向けて、設置のメリットや具体的な手順などの情報をまとめました。



つくば市でEV充電設備を自宅に設置するメリット

EV充電設備を自宅に設置するメリットをつくば市の状況などを踏まえながら4つ紹介します。



メリット①自宅で駐車中に充電できる!

EVの充電時間は急速充電で30分~1時間、普通充電で5時間~10時間です。有料の充電スタンドなどで充電する場合、充電時間が待ち時間となってしまいます。しかし、自宅にEV充電設備があれば使用していない間に充電しておくことができるため、待ち時間が発生しません。

また、EV充電スタンドはまだまだガソリンスタンドほど普及していないため、利用できるEV充電スタンドを探すには手間がかかります。

つくば市では、すでに60ヶ所を超えるEV充電スタンドが設置されていますが、ガソリンスタンドに比べれば圧倒的に少ないのが現状です。このため、自宅で充電できることが、つくば市で快適にEVを使用する条件となってきます。



メリット②安い電気で燃料費を節約できる!

EVは安価な電気を利用するため、ガソリン車に比べ燃料費を節約することができます。特に自宅にEV充電設備があれば、電気料金のみで充電できるため、燃料費はガソリン車の半分程度にできると言われています。

【電気自動車とガソリン車の燃料費試算(想定値)】



メリット③補助金の活用で安く設置できる!

EV充電設備の設置は国や自治体からの補助金の対象となる場合があります。補助金をうまく活用できれば、機器の購入費や工事費が節約できます。

つくば市でもEV関連の補助金制度があるため、つくば市でEV充電設備を設置するなら一度確認しておきましょう。

具体的な補助金の内容は、後半に詳しく解説しますので参考にしてください。



メリット④V2Hで自宅の省エネ化や防災も!

EVには大容量のバッテリーが搭載されています。EV充電設備を自宅の電気系統と連携させ、EVを使用していない間は自宅用の蓄電池としても活用できる技術がV2Hです。

V2Hでは、安い夜間電力を貯めて昼間に使ったり、太陽光発電との組み合わせで自給率をアップしたりと、自宅の省エネ化や電気料金の節約ができます。

さらに、V2Hでは災害などで停電したときも、EVのバッテリーを使って自宅の電気が使えるため、防災機能としても注目されています。



つくば市でEV充電設備を設置する具体的手順

それでは、これからつくば市でEV充電設備を設置する具体的な手順を説明します。



ステップ①事前のチェックポイント!


まずはEV充電設備を設置する前に確認しておくべきチェックポイントを紹介します。

実際にEV充電設備を設置する工事は専門の業者に依頼することになるため、業者が調査を実施します。業者任せでも問題ありませんが、事前に確認しておくことで打ち合わせや見積もり依頼がスムーズです。また、駐車場やその周辺、分電盤などの写真を撮っておくとよいでしょう。


ステップ②業者選定と見積もり依頼


EV充電設備の設置は電気工事なので、専門の業者に依頼する必要があります。設置場所などを決めたら業者に見積もりを依頼しましょう。

見積もりの段階で、費用だけでなく実際に設置するEV充電設備の種類や工事の内容、スケジュールなどを相談して、丁寧に説明してくれる業者に依頼することが信頼できる業者を選ぶポイントです。

また、補助金を活用する場合は、補助金の制度について知識があり、申請をサポートしてくれる業者に依頼することをおすすめします。補助金の申請は業者の協力がないと作成が難しい書類などもあるため、個人で申請することは困難です。


ステップ③EV充電設備の設置工事


内容が決まったら、実際にEV受電設備の設置工事を行います。壁付けの簡易なものであれば多くの場合1日で工事完了です。スタンドタイプで工事が大掛かりになる場合は数日かかるパターンもあり、その場合は工事期間中他の駐車場に車を移動させておく必要があります。

また、工事中は家の中に入って作業することも多いため、立ち合いが必要です。その間は外出できないため、事前にしっかりとスケジュールを確認しておきましょう。

設置工事が終われば、EV充電設備の設置完了です。補助金などの申請がある場合は忘れないように注意しましょう。


EV充電設備の設置にかかる費用と補助金

自宅にEV充電設備を設置するためにどれくらいの費用が必要になるかを紹介しますので、参考にしてください。


EV充電設備の設置にかかる費用

EV充電設備の設置にかかる費用は、EV充電設備本体の購入費と設置工事費の大きく2つです。

一般家庭で設置されるEV充電設備は、以下の3つのタイプがあり、タイプによって価格が大きく異なります。

設置工事費は、既存の電気容量が足りているか、どこからどのように電源を接続するかなどの条件によって大きく変わるため、一概にいくらとは言えません。

一般的な戸建住宅で駐車場に面した壁面に設置する場合は、住宅内の分電盤からEV充電設備を設置するところまで配線を行い、壁にネジなどでEV充電設備を取り付けます。このような例であれば、5万円~10万円で工事が可能でしょう。

しかし、電気容量が足りないため幹線や分電盤を交換しなければいけない場合などもあり、その場合にはさらに追加の費用が必要となります。そのため、実際に見積もりを取ってみなければはっきりした金額を出すことは難しいのが実情です。


つくば市で使えるEV充電設備の補助金

EV充電設備の設置には国や自治体の補助金が利用できる場合があります。補助金を活用すれば工事費の一部が返ってくるため、費用が節約可能です。

国や自治体が行う補助金の制度は多くの場合年度単位で実施されているため、その時々で利用できる補助金の制度が変わります。すべての情報を網羅することは難しいため、業者に相談してみるのも良いでしょう。

以下に令和6年度につくば市で利用できる補助金を紹介します。これからつくば市でEV充電設備を設置する方は参考にしてください。なお、紹介している補助金はいずれも個人宅向けのものです。

EV充電設備だけでなく、EVの購入にも補助金の制度があるため、EVの導入を検討している方はぜひ補助金の活用を検討しましょう。


自宅でのEV充電設備設置における注意点

最後に自宅にEV充電設備を設置するなら知っておきたい注意点を紹介します。見落としがちなポイントを紹介しますので参考にしてください。



電気容量の確認は余裕をもって行う

EV充電設備は大容量の電気を消費します。自宅の分電盤から電気を供給する場合、容量が足りていないとブレーカーが落ちて停電してしまい、快適に利用することができません。

電気容量はEV充電設備だけでなく、他の家電製品などとの合計で考える必要があるため注意しましょう。電気容量は余裕を持っておかないと、新しい家電を買ったらブレーカーが落ちるようになったなど、将来的なトラブルの原因になることもあります。



将来的なEVの買替も考慮する

EVの給電口は車種によって異なります。EVの前についている場合もあれば、後方の左側についている場合など様々です。

EV充電設備を設置する場合、現在使っている車種に合わせて設置場所を決めますが、将来的に別の車種に買い替えてもケーブルが届かないといったことがないように場所を決めるとよいでしょう。



充電ケーブルが邪魔にならない配置にする

EV充電設備からEVの給電口までをつなぐ充電ケーブルが、通行の邪魔になる配置はできるだけ避けた方が良いでしょう。

ケーブルに躓いてこけるなどの危険があり、ケーブルに引っ掛かりEV充電設備に力がかかると故障の原因にもなります。



つくば市でEV充電設備を設置する情報まとめ

EV充電設備を設置するには、専門の業者に依頼して工事を行う必要があります。工事は価格や品質も業者によってまちまちであるため、信頼できる業者に依頼できるかが成功のポイントです。

また、補助金の活用やアフターメンテナンスを考えると、地域に密着した業者がおすすめできるでしょう。

当社はつくば市を中心に、茨城県内でEV充電設備の設置工事を専門に行っています。EV充電設備の設置を検討されている方はぜひ一度お問い合わせください。見積作成だけでも丁寧に対応いたします。


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